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本堂の広間に座る。
なかなか広いな…
「では説明するぞ……
この犬耳と尻尾なんだが………………呪いなんだ……」
「呪い?」
そんなオカルトな。
「うん……この神社が、犬神が倒された地であるのは………おまえも知っているだろ…?
だが…実際は倒されておらず…封印されていたんだ……」
「封印!?」
「うん……
それで…私が小さいころ、誤って封印を解いてしまったんだ…
父がまた封印しようとしたが…
私に取り憑いてしまってな……
私の感情が大きく揺れ動くと…封印が緩んで、今みたいに少しだけ呪いが解けてしまうんだ………」
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