DATE…? イズミside

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泣いたのは、ナッチを取られたような気がしたから。 だけど、それはただの独占欲でしかない。 友達なら、ちゃんと相手のことわかってあげなきゃいけないんだ。   「そういえばさ…」   ナッチが私を見て言う。   「ん?」   「イズミ、コウさんといい感じだね?(笑)」   「「え~!?」」   ナッチの言葉に、二人で抗議する声がハモった。 爆笑するナッチを尻目にバツの悪そうな顔をするコウさん。  
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