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まさか伊原くんを見てましたなんて、言えないし。   慌てて返事するも、小さなため息が降ってきて、私はシュンと俯く。 伊原くんは、肩をすくめて、それから私を機械の前に立たせた。   「やってみたいんだろ?簡単なのからやってみたら?」   「できるかなぁ…」   ピカピカと光るディスプレイ。 流れる色々な音楽。 これは夏に出たばかりの最新の音ゲーだ。 曲に合わせて、タイミングよくパネルを押すという単純な操作。
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