第一章:新たな旅立ち

2/4
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
鬼ヶ島の一件から数日後、桃次郎は村へと戻った。鬼退治は失敗に終わったのだ。   村へ着くと、コタローの家の前に源蔵がいた。ぶん殴りたい気持ちをおさえ、おばあさんの待つ家へと急いだ。   家につき扉を開けた瞬間、見知らぬ少年が立っているのが見えた。   桃次郎 「ただいま」 おばさん 「おかえり~♪」   少年 「おかえり~」   桃次郎 「・・・・誰ですか?」   少年 「僕の名前は桃三郎といいます」   おばあさん 「また川から桃が流れてきたそうじゃ」   桃次郎 「じゃあ一緒に鬼退治に行こうか」   桃三郎 「だが断る!」
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!