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火曜日の朝。
~通学路~
「お前バッカじゃねぇの!?」
今日も仲良く進次と登校中。
何故か怒られた…
『何で?』
「知らねぇの!?呆れた…」
『だから何でよ!』
進次はあたしをチラッと見て、ため息をついた。
失礼な…
「………朽津先輩と言ったら顔と女遊びの他に、成績優秀、スポーツ万能で有名なんだぞ…」
『へ…』
あ…だから先輩、あたしが提案したとき驚いてたのか…
「その先輩に成績で勝負を挑むなんて…バカ以外の何者でもないな。」
『な!ニンジンだって先輩の名前も知らなかったくせに!』
「今関係ねぇし!お前もどうせ、知らなかったんだろ?」
『…ぅ…』
「この勝負…お前の負けだな。」
…っ人事だと思って…
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