ツンデレ?委員長

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とある教室にて 風紀委員1「委員長…実は、最近委員長が例の連中…リトルバスターズと仲がいいという情報が数多く寄せられてるんですが」 佳奈多「な、なんのことかしら。私と葉留佳を見間違えたんじゃないかしら?」 風紀委員2「いや…目の色が確かに委員長の色だったと」 佳奈多「は、葉留佳がカラーコンタクトして私に変装してたかもしれないわね」 風紀委員1「…三枝葉留佳と委員長が二人でキャッチボールしてたという目撃証言があるのですが」 佳奈多「…は、葉留佳がものすごいスピードで動いて残像を作って一人キャッチボールしていたとか」 委員会2「あと、裏庭で例のバトルランキングとやらで三枝葉留佳と委員長の二人が真剣にアホらしい戦いを繰り広げていたとか」 佳奈多「………、ええそうよ、私はリトルバスターズに参加してるわ!でもそれがどうしたっていうの!」   風紀委員1「うわ、唐突に。開き直らないでくださいっ!?」 佳奈多「か、勘違いしないでね。私は風紀委員長として、連中を一番近くでいつも見張りやすいように仕方なく仲間になった振りをしているだけよ。そ、それにふざけたバトルで怪我人が出そうな事態に発展したり、騒いで周りの生徒に迷惑をかけたりするような行為が起きる前に止めるにはこれしかないのよ。」 風紀委員2「は、はぁ……」 佳奈多「そう!決して私自身楽しんであのメンバーに加わっているわけじゃないのよ!分かった?あくまでも学校の風紀を守るためには必要なのよ」 風紀委員1「そ、そうですか」 佳奈多「虎穴に入らずんば虎子を得ず…そういうことよ。それじゃあね。今日もお疲れ様」
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