犠牲

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あれからしばらくして、2時間がたったので鬼の活動が停止した(?)ので、直哉は食堂に食料を取りに行った。 図書館から食堂まで歩いて1分なので余裕で持ってこれた。 結衣「…5分たったね。」 ということは、鬼が活動を再開したということだ。 渡辺「俺、鬼を探してくる。」 そう言って、渡辺は立ち上がった。 直哉「おいおい、やめとけよ。」 渡辺「…ずっとここに居るわけにもいかないだろう? だから俺が…」 そう言って、走り出した。 その場にいた全員が 「渡辺(君)」 と叫んだが行ってしまった。 「・・・」 重い空気が流れる。 結衣「ほらっ!みんな!渡辺君が帰ってくる前にもっと本、探そうよ!まだあるかもしれないじゃん!」 重い空気を断ち切るかのように、そう言った。 直哉「そう…だな!」
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