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俊介「ぜぇ~、ぜぇ~」
軽く息を切らせた俊介と
悠太「なんとか席は取れたな」
息すら切らせていない悠太が六席あるテーブルを占拠していた。
悠太「俺飯持ってくるよ、俊介はなに食べたい?」
俊介「すまんな、じゃあ焼き魚定食で」
悠太「わかったよ。焼き魚定食な。」
悠太は料理を取りに向かった。
俊介がテーブルにぐったりしているとき、誰かに話し掛けられた。
「ここの席座ってもいいですか?」
俊介「すいません、後4人ほど来るもんで…」
「一人だけなんですけどダメですか?」
俊介「俺にそんな決定権存在しないんでって…あっー!」
俊介は顔を上げて、その人を見ると驚きの声を挙げた。
俊介「いいですよ!どうぞ座って下さい!」
「あら、いいの?決定権がないとか言ってたけど…」
俊介「いいんです。気にしないで下さい!」
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