プロローグ

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「ねぇ…何で今空の上に居る訳ぇぇぇ!!」 皆のもとに連れてってくれるのはすっごく嬉しいんだけど… 何故…空? なんで…空なのよぉ!! 「この方がアイツ等が直ぐに見つかるだろ? それに桜華とくっついていられるしな♪」 そう…ウチは今菩薩様にお姫様抱っこの状態で空の上にいます… ちょっとでも離れたら…… 皆に会わずに…さようならになるだろう こっちの世界に来てそんなにたってないけど… あんまりいい空気じゃない 美味しいとか美味しくないって事じゃなくて… なんて言うんだろう… 「妖気がすごいだろ?」 「うん…頭痛くなりそう…」 「そろそろ…見えてくるだろ…… 桜華…アイツ等にあったらこれを渡せ…」 「何これ?手紙?」 「あぁ…あとはこれだ… これはお前が持って居るべきだろうからな…」
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