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………。
「おい優也!!起きろ!」
その声と共に、俺の額に激しい痛みが走った。
「っ!!……いっってぇ~!!」
俺が起きるとニコニコして笑う竜二がいた。
「何すんだよ!この馬鹿!」
そうやってキレる俺に
「起きないお前が悪い」
なんて平然受け流し、ニッコリと微笑んできやがった!
…っておいおい…このクラスの女の子目がハートになってるじゃね~かよ…。
男子なんて周りにいないし……あれ?
そこでオレは気づいて竜二に聞いた。
「なんか人少なくないか?…ってかなんでお前がここにいるんだ?」
…このバカは何を言ってんだ?…って顔してやがる……竜二のくせに…。
「今昼休みだぞ…ほらっ!飯食いに行くぞ」
…あ~なるほど…今昼休みか…。
ハァ…オレ授業何も聞いてなかったなぁ…。
なんて考えてるオレを置いて、竜二は「お~い坊主~先に行ってるぞ~…」
などと言ってスタスタと行ってしまう。
オレも、ハァ…とため息をつき、竜二に追いつく為にいそいで教室をでた。
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