【第一章】

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「おら!!坊主 朝だぞ、起きろ!!」 寝ている男にそう言った男は、学生服を着ていた。 男の容姿は、とても整っていて、暗い赤色の髪を肩まで伸ばしている。 それが、着崩した制服とよく合っている。 「ん~?竜二?もうちょい寝かせろよ~」 やはりまだ眠いらしく、ひどく間延びした声で寝ていた男は言った。
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