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戦場
生暖かい風邪が吹き 焼け焦げた血肉の臭いが流れてくる
普通の人ならきっと 気分悪くなっていただろう だが今の俺に余裕等は無い ただ今 目の前に居る敵を殺すだけだ
だが不慣れな俺は敵でも人を殺すのは難しくいつも 足や肩ばかり狙って射撃していた
いつも足を引っ張っては隊長や仲間に迷惑を掛けていた
そんなある日 俺は複数の仲間と共にある敵陣地に足を進めた そして俺は そこで初めて知るのだった この戦がどれ程ものなのかを―――
さっき迄とはうって変わり 獣の姿を見なくなった…
隊長が口を開き『ここからどうやら 敵陣地のようだ…ここからはトラップが多くなるかも知れないが気を更に引き締めて掛かれ❗』そう言って隊長は足を進めていく
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