一遍した世界

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年があけまだまだ寒い日々が続いていた。 「さっむーい!」 いつものように学校へ向かうバス停へ歩きながら吹き付ける北風に巻いていたマフラーを押さえながら歩いている。 ほどなくしてバス停に到着すると何やらいつもより人が多い。どうやらいつもいる近くの男子校生徒が友達を連れているようだった。
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