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「まったく!貴様等二人には学習の二文字が頭にないのか!」
目の前で檄を飛ばすグラマーな女性……基、先生は、我らが担任「藍舞 麗(アイマ レイ)」である。
俺の学校では、別名「白百合に宿る悪魔」と呼ばれるほどの美人であり、チョーク投げの名手として有名である。
「何ぼーっと立ってる!早く席に着けぇッ!」
「「は、はいぃッ!?」」
級友から浴びせられる冷たい視線のなか、俺達は足早に席に着いた。
「まったく………えー、最近いきなり姿を消すといった失踪事件が増えている。貴様等もあまり夜遊びせず、早めに帰って被害の減少に貢献すること!では………起立!礼ッ!」
こんな感じで、いつも通り俺達の学校生活は始まるのであった。
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