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熟し過ぎた果実はいつしか地面に落ち腐っていく。 腐った果実を手にしようとは誰も思わない。 一口果実をかじれば腹部に激痛が走るからだ。 だが そんな果実を喜んで食べる奴がいた。 奴は言う。 腐った奴が腐った物を食べずに誰が食べる。と。 腐った世界の腐った街にいた腐った奴。 世界も街も好きにはなれなかったが奴は好きになれた。 これは 俺と奴の腐った話だ。
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