第1回 小話

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「新しい試みでやることになった第1回の小話…上手くできるのかな?」 「そんなこと言わないで、ロキ」 「でも、ミリア。かなりの見切り発車だから不安で仕方ないよ」 「でも、とりあえずやってみよう。今回のテーマは『魔族について』だね」 「まあ、この小説は基本的に魔族目線で進から、一回目としては妥当かな。とりあえず、魔族の構成からいこう」 魔神→五大魔王→高位→上級→中級→下級→魔世界以外の力の無い魔族 「だいたいこんな感じかな。基本的には、魔族の階級は出身で分けられる 分かり易いのだと、魔族の本場『魔世界』と『その他の世界』で分けられるんだ」 「どうして、そんな風に分けるの?」 「一般的な世界で生まれる魔族は、生まれる世界の『負の力』だけから生まれる分けだけど 魔世界は、『全世界』からの負の力が集まるから、生まれるときの力の『量と質』が根本的に違う 勿論、一般の魔族にも力のある奴はいるけど、環境の違いによって精々『上級』が限界かな」 「じゃあ、魔世界の出身は『エリート』なんだ」 「そう言えなくはないけど、その分大変なんだ。 何せ、つい最近まで争いが絶えなかったから。生まれてから間もない魔族は、すぐに死んでしまうんだ 今は、昔に比べて争いと呼ぶ程の戦いはないけど。それでも、普通の世界よりは危険だね」 「私は、普通の世界でいいかな」 「それが、いいと思うよ」
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