第三章

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そして…先輩たちが引退し新キャプテンは和也に決まった。まあ妥当だろう。そして女子バスケ部のキャプテンは夏美に決まった。 二人とも人気実力ともに兼ね備えてるから当たり前っちゃ当たり前か。 夏休みが終わり二学期…。キャプテンになると忙しいのかしらないけど四人で遊ぶことはなくなっていた。もちろん四人で一緒に行動したりはするけど。 俺の恋は全く進展してなかった。 でも高二の二学期というとちょうど高校生活の半分がすぎたところだから周りはもう次々にカップルが成立していた。 ある日俺はれいなと二人で帰ってた…。 「マジつまんないよねー!アタシこんないい女なのに。」 「あれ?彼氏いなかったっけ?」 「はあ?何言ってんの!?いるわけないじゃん!!」 「ごめん…。まあ俺もいないし仲間だな」 「そうだねー。私たちで付き合っちゃおうか。」 「それいいな。…ん?えー!!何言ってんだよ。絶対無理!」 「冗談に決まってるでしゃ。何本気にしてんの。バーカ!!アタシ用事あるから先帰るから!」 そう言うとれいなは先に帰ってしまった。
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