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私は今日、当番制となっている掃除当番が回ってきた。
階段を掃除しているのだが…。
当たり前かのように、私以外の女子もとい掃除当番は堂々と話していて、何もしていなかった。
まあ、私ももう慣れた。
こいつらにやれと言ったとこで、無駄だろうし体力の無駄だ。
そんなだったら、私がさっさとやってしまえばいい…。
私はそう思いながら、掃除をしていた。
さっきから、煩い女子の声が聞こえてくる。
「でさ~まぢでそいつウザイんだよね!ほんと最悪~!」
お前らの方がウザイ&最悪だよ……。
そうしてると、いつの間にか私の話となっていた。
まったく、本人の目の前でよく言えるな……。
「なんで、あんなにさ山原さんって暗いの!?ってかそれ以前にかなりウザイんだけど!誰とも話さないくせに祐気とかにはベタべタしてさ~なに!?私たちへの挑戦!?
だったらあんな女に負けるわけないし!!ほんと消えていいって感じ~」
……………。
よくまあ、あそこまで被害妄想できるな……。
私が、ある意味感心していると女達の方から聞きなれた声がした。
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