ナナ

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2007年11月末 某ファーストフード店 平日の昼間だけあってそんなに混雑していない店内 買い物を終え 昼ご飯のポテトを食べる2人の女 『…!このポテト!ミラクル長いッ!』 『いや!うちのが長い!長くて…口に…』 『…ナナ…』 『ご、ごめんww睨まないでwwサン…』 サン『…昼間から…せめて夕方にしなさい』 ナナ『夕方ならいいのかww』 腐女子2人 昼間から様々な妄想 サンとナナは高校時代からの友達で 隠れ腐女子だった2人はひょんな事から某コミケにて出会う ナナはコスプレ サンは薄くて高い本を物色 そこから意気投合し 今に至る ナナ『あ~…もうすぐクリチュマチュだね…』 サン『そうだったね~うちは〆切ちかいからクリスマスどころじゃないな~』 ナナ『新刊?』 サン『ふふッ新刊』 ナナ『み、みたい!』 サン『今度のコミケで出す予定だから買いに来てv』 ナナ『…今日買い物したからお財布が厳しいデース』 サン『働けよ』 ナナ『…どっかにイケメンで金もちで尚且つ可愛いサイズのマゾッ気のある年上の男いないかな…』 サン『…えらい、限定されてね?』 ナナ『理・想よ!理想!あと同じ趣味がいい』 サン『あー分かる②一般人は無理よね』 ナナ『無理②話すことないもん』 サン『ナナこないだ逆ナンされてたのに吹いたww』 ナナ『まじ、見てたなら助けろよ!』 サン『いや、つい他人のふりしたww』 ナナ『う~』 ナナはどちらかといえばボーイッシュ 尚且つイケメン← たまに逆ナンされてしまい本人タジタジ サン『あ。もうこんな時間…原稿かかなきゃ!』 ナナ『また、メールしてよ』 サン『はいはい、じゃあまたね』 ナナ『はいはい~』 ナナはサンと別れ 独り家までドライブ ナナ『…クリスマスは…無理だな…』 今更 出来るわけないし ナナ『ゲーマーな彼氏ほしい…』 ナナの独り言は家につくまで続いた ―家― ナナ『ただいまぁ』 『あ!ネェチャン~おかえりー』 ナナ『あれ?お前だけ?親父は?』 妹『なんかァ~飲み会らしぃよ?』 ナナ『ふ~ん…で、お前はどこいくのよ』 ナナの隣をお洒落して出て行こうとする妹に聞く 妹『彼氏んち~明日ワァバイトないからそんまんま泊まりィ』
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