プロローグ

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《はい。今行くから》 良かった。合ってた。 俺は、少しキョロキョロしながら中から人がでてくるのを待っていた。 “ドッドッ……” 扉の奥から足音が…… “ガチャ……キ~…” 解錠の音がした後、扉が開く。 「お待たせ」 中から出てきた男は…… いかにもチンピラ風の男。眼光鋭く、体格もいい。 俺はピザをそそくさと受け渡し、料金を請求する。 「お疲れ様」 と、チンピラは一言言って扉の中に消えていった。  
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