-相変わらずな関係-

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―――― ――――― ―学校到着。 「じゃあ、またね。」 「あぁ。」 そう言ってあたし達は各教室へと入っていた。 彪俄とはクラスが別々なんだよね…。 あたしが2組で彪俄は3組。高校に入って同じクラスに一度もなったことがない。 いつか同じクラスになれたら良かったのに…。 そんなことを考えていると…。 「ひなー!おはよ。」 「わぁ!比嘉梨じゃん!また同じクラスなんだね、あたし達!」 真っ先に声を掛けてくれたのは。 ―崎村 比嘉梨(サキムラ ヒカリ) 高校に入学して最初にできた友達。今では親友の中。 「そうだよ!ひながいないとあたし寂しくてさー。 同じクラスで良かった! あっ、とりあえず席に座ろ? 席は自由らしいよ。 あたしの隣にいこっ。」 あたしの腕を掴み比嘉梨は自分達の席の方へ歩き出した。
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