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慌ただしい1日

「なんで誰ひとり練習してないんだ？」

　誠は感じたことをそのまま口に出した。

「確かに･･･」

　その異変に修と結菜も不思議がる。

　三人が不思議に思っていると、学校側から人が二人歩いてきた。

「あれは･･･田鍋先生！？」

「なんだお前ら、野球部入部希望だったのか？」

　クラスの担任であり、野球部監督らしい田鍋が珍しいものでも見たかのように言ってきた。