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帰り道
都と手を繋いで歩く。
でも、なんか…
違和感がある…
なんか、都の歩くペースが遅い…
よく見ると…
都、足引きずってるじゃん!
何食わぬ顔で歩いてるし…
足かばってるけど…
握っている手にかなり力入ってる…
俺は突然立ち止まった。
都「ゆ、雄也…?」
雄也「都…。足…どうした…?」
都「えっ?何が…?」
意地をはる都。
そんな都を見て、少しイラってした。
雄也「意地はってんなよ…。足引きずってんじゃん!」
都「…。ごめん…」
雄也「…はぁ…。俺ん家すぐなんだけど…歩ける…?」
都「…ぅん…。」
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