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正直……ここまでスクエアと仲良くなれるなんて思ってなかった。
気がつけば毎日、夕食までの時間を一緒にこの木の下で過ごしてる。
スクエアにとっては大事な休憩時間だってわかってるけど……それでもここに来てくれるのは凄く嬉しい。
大体、いつも俺が先にここにいる。
一人でボーっと空を眺めてたら、木の後ろから現れる。
「お一人ですか?」
って……。
気を使ってくれてるのかもしれないけど……。
本当は、休ませてあげなきゃいけないのかもしれないけど……
それでも俺は、ついつい嬉しくて……。
『うんっ////』
って答えちゃうんだよなぁ……ι
実際は、誰にも見つからないようにそろ~っと部屋を出てきてるんだけどι
堂々とここに来る勇気はまだでなくて……。
ちゃんと目を見て話する事も難しい……。
ホント、俺……
どうしちゃったんだろ……ι
昔は、こんな事なかったのになι
めちゃくちゃ緊張しやすいのは自覚してるんだけど……。
これは何だか違う気がする。
ホント、何なんだろ……ι
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