過去

10/10
前へ
/40ページ
次へ
「さぁ、これで葛木を帰して下さい。」 と、木林が大声で言った。 「残念だ。葛木はもう、死んでしまった。」 「なんで、なんでだよ。まだ、時間はあったはずだ。」 「彼は、君に死んでほしくなかったんだ。他の警察官は高校生の話なんて聞かずに、君と葛木君の関係を調べられていただろう。」 「葛木は俺を助けるために。葛木~!」 と、木林は泣いた。 その後、警察学校に入って、僕は刑事に、羽野は探偵になるように頑張って、その後4年間俺達はコンビとして頑張ってきた。 以上が俺と羽野の過去だ。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加