No.1 サウキナの力を持つ者
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ばさささ… 気味の悪い建物の前に 一人の少年が立っていた。 「ここにイトラリス達がいるのかも」 ぎぃ~…、 今にも壊れそうな扉を開き中に入る。 入ったと同時に 変な匂いがした。 「く…。毒ガス…」 少年は 毒ガスを吸わないように 口と鼻を隠し、 奥に進む。
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