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職員室に戻った俺はその場にいた先生にお茶を注いだ。序列は確実に存在し、俺のような新米教師はこの様な作業は避けては通れない。
「お茶です。」
「あぁ、ありがとう。置いておいてくれ。」
いつものやりとりなら後ろから声をかけても振り返らないことを発見した。ゲームにおいてはかなり有効な予感がする!
「前川君!俺はコーヒー派だよ~。」
職員室に笑いが広まった。
生きてこのありふれたやりとりを過ごしてみせる!
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