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「どうだね?仕事にもだいぶ慣れてきたんじゃないかな?最近君を見ていると少しばかり余裕を感じるよ。」
「そうですかね……初めよりは周りが見えてる気がしますが……。」
「そうか。そこでやっとスタートラインに立ったことになるんだよ。よかったよかった。」
「へへっ。」
自然と笑みがこぼれた。照れ笑いで下を向いている。自然だろう。
「まぁ、課題は山積みだよ!がはははは。」
その後俺は生徒のこと、学校のこと、そのほかにいろいろと話した。
そして別れ際、奴が現れた。
「じゃあ失礼し………!!」
「よう前川直樹。順調か?キキキ。」
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