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「おっ俺の手が………すり………え?」
「ひゃはっ、結構すり抜けって信じてくれるようなファクターになるの?OKOK、改めまして、死神だ!よろしくな!」
その後は言葉にならなかった。ただ一方的に死神を名乗る男はゲームの説明をした。
「中学校教師、前川直樹。お前は俺と命を懸けたゲームをしなければならない。ルールは簡単。帰宅まで一切人と目をあわせてはならない。もし約束を破ったら即死亡!!俺の存在、ゲームをバラしても死亡!いいな?まぁキャンセルしても死亡!いいな?」
死ぬのはイヤだけど受ける意味が分からなかった。
「俺が受けなきゃいけない理由は?」
死神はしばらく黙っていたが急に口を開いた。
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