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「ロザリオの代わりにそのブレスレットを持っていて。
９月の修学旅行でちゃんと楓の為にロザリオを選んでくるわ」
え……、それっ…
えっと………
「あ…あの、さくらさま……」
楓が口を開くと、さくらさまは首をかしげた。
「それとも、ロザリオがないとやっぱり姉妹（ｽｰﾙ）にはなれないかしら？」
まさか！！
ロザリオって一応形としては必要かもしれないけど……
大切なのは気持ちな訳で……それにさくらさまはちゃんと９月にって……
２人が姉妹（ｽｰﾙ）って思ってるのなら姉妹（ｽｰﾙ）なんだと思う。
楓は色々な事が頭をぐるぐる回ってパンクしそうになった。
えっと…まず……
そ、そうだ！へ、返事しなくちゃ！！
「楓？」
少し心配そうな声でさくらさまが名前を呼ぶと同時に
「そんな事ないです！！」
っと保健室の外まで聞こえそうなほどの大声で答えた。
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