嫌気

3/7
前へ
/30ページ
次へ
「わざわざそばに来てなんです?」 「骸君は男同士の恋愛ってどう思う?」 「?」 いきなり言われて、僕はあまり意味が分からなかった。 「それはどういう事でしょうか?」 「骸君って鈍感だね…。」 そう言うと、彼は僕の[くちびる]に触ってきた…。 「っ!?」 「綺麗なくちびるだね。」 その後何が起きているのか分からなかった。 「……」 「あっ、びっくりした?」 そう言って彼は笑った。この人は何を考えているのだろう…。男である、僕に『キス』をするなんて……。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

51人が本棚に入れています
本棚に追加