第一章

6/11
前へ
/197ページ
次へ
ヤバイ。 新学期そうそう遅刻だなんで、確実にクラスの笑い者だ。 先生に呆れられるんだろうな。 ハァ……。 「うぉぉぉぉお! そこどけぇ~」 誰かが凄い勢いで俺に、 いゃ 僕が入ろうとする教室に、 ドンガラガッシャーン!!! つ 突っ込んだぁ。 僕と教室のドアに突っ込んだ衝撃で気絶しているツンツン髪の男が、教室から丸見えになった。 ハハハ。 教室って、ドアが無くなると、こんなにも見晴らしが良いんですね。 僕とツンツン髪の男の人は、教室に入る間もなく、先生に生徒指導室へ連行された。
/197ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3363人が本棚に入れています
本棚に追加