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数分すると市ノ瀬さんが帰ってきた
｢お水とタオルをお持ちしました｡｣
｢あぁ､ありがとう｡そこに置いといて｡｣
｢かしこまりました｡｣
そういうと市ノ瀬さんは一礼して他の奴らの世話をしにいった
俺は手元に置いてあるタオルを桶に入った水で濡らし､姫之のおでこに当てた
別にこんな事しなくても良いのだが姫之は普通じゃないくらい顔が真っ赤で熱が出ていた
冷やすしか方法はなかろう…
｢んなー……りゅー？｣
｢なんだ｡起きたのか？｣
｢……っぃ｡｣
｢何？もっかい言って？｣
俺は姫之が言った事が聞こえなくて聞き返した
すると姫之は立ち上がり…
｢あっつい！！！｣
ブチッ！！
いきなりYシャツのボタンをとり始めたではないか
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