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「純ちゃぁぁあん!?」
「旦那ぁ!?」
「誰か救急箱を!!」
「…チッ。」
純一郎さんが襖に衝突し、頭から赤い液体を流しているというのにそれに舌打ちした姫之
俺はいろんな意味で姫之が怖くなったのは秘密…
「りゅ―?」
「うぉっ!」
俯いていた俺を心配してなのか、覗き込んできた姫之にびっくりした
たが表情からして心配しているようには見えなかった
なぜなら顔が真っ赤で目がトロンとしている
完全に酒が回ったのだろうと伺えた
「どうした?」
「ん―…?」
フラフラとする姫之を支えながら聞くととんでもない事を言い出した
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