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そんな過去を思い出して憂鬱になっている中。
遠流は家庭の事情で引っ越し…
前の高校はあまりにも遠すぎるから新しい高校へ転校することになって
今は高校へ通学中である。
正直、遠流は高校なんてどうでも良いのだ。
早く仕事がやりたい…
普通の家庭を持ちたい。
でもそのためには高校へ行かなくてはならない。
だから仕方なく高校へ行くのだ。
高校の門をくぐり、職員室へ行く。
「失礼しまーす。今日転校してきた相馬です。
平松先生いらっしゃいますかー??」
そんな事を遠流が叫ぶと、平松と言う先生がせかせかと出てきた。
「はいはい、相馬君だね。担任の平松 信孝(ひらまつ のぶたか)です。
チャイムが鳴ったら教室へ案内するからそこで待っててね。」
そんな事を言うと、またせかせかと自分の机らしき場所に戻っていった。
「・・・たりー。」
そんな感じに待っていると、チャイムが鳴った。
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