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兵士と少年は無事に街に戻って来た
兵士は報告の為に城へ、少年はギルドへ向かった
ギルド「蒼翼の光」局長室前
コンコン
局長「どうぞ」
局長室の扉をノックすると中から若い女性の声がした
??「失礼します」
局長「あら。お疲れ様啓介♪」
啓介「今回は別の任務の後すぐだったからちょっと疲れましたよ局長」
局長「二人の時は局長って言わない約束でしょ」
局長と言われることにちょっと不満げに言った
啓介「解りましたよセレス」
すると笑顔になり啓介に抱き着いてきた
啓介「おっと…いきなり抱き着かないでくださいよ」
セレス「啓介だから大丈夫♪」
啓介「どんな理由ですか…まったく」
セレス「それで…間に合ったの?」
セレスの質問に啓介は顔を俯かせ悲しそうに言った
啓介「……いえ…一人しか助けられませんでした…」
セレス「そう…」
その答えにセレスも悲しそうに言った後に笑顔で言った
セレス「でも全滅じゃなかった。一人助けることができたじゃない。0と1では大きな違いがある。」
啓介「その一人が後々の為になる…ですよね」
セレス「分かってるじゃない♪悲しい顔はここまで♪笑顔笑顔♪」
啓介「はい♪」
セレス「よろしい♪じゃあそこに座って」
セレスはちょっと長めのソファーを指差して啓介を座らせると自分も啓介の向かいのソファーに座った
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