チャンチキMAN 参上(番外編)

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そして気付いたらゲンバスよりチーンを持つ事が多くなり パーカのポジションに染まった俺に本番が来た 曲はソーラン節をアレンジした奴で 大太鼓から始まり、小太鼓、チャンチキが加わっていく その後はドラムかなんかで始まる…だったと思う さすが横浜 スケールのでかさに手汗ヤバス もう緊張しまくりーの あわてすぎぃので心臓バックンバックン 大太鼓が鳴り、小太鼓が鳴り始めた 俺も恐る恐るチーンを構える とにかく頭でテンポを刻む 無我夢中でチャンチキを叩いた はっきりいって、あまりこのことは覚えてない そんぐらい頭が真っ白になったのだ しかし思った 「これはデビューじゃない!俺はゲンバスで出たいの!」 こう思ったのは覚えている
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