暗い小道
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歩く、歩く、歩く。 それでも景色は変わらない。 歩く、歩く、歩く。 トンネルも見えない。 歩く、歩く、歩く。 それでも景色は――― ふと目の前に赤い小鳥が踊りでる。 ぴょんぴょんと飛び跳ねながら地面をくちばしでつつく。 ぴょんぴょん。ぴょんぴょん。 その時。 左の森から青が飛び出す。 それはまっすぐに赤い小鳥めがけて、飛び出す。 私が追ってきた、青い猫。 がぶり。
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