41人が本棚に入れています
本棚に追加
蓮「悠貴」
悠『何?』
蓮「明日、転校生くるらしいぜ」
悠『そう』
蓮「相変わらず何事にも興味なさそうだな」
悠『別に』
蓮「てか、お前のファンも相変わらず凄いな」
悠『ファン?』
蓮「まさか知らないのか?自分の事じゃん」
悠『お前のファンじゃないの』
蓮「お前って鈍感だよな」
悠『…………』
俺は廊下に出た。
廊下に出ると女子が早々に道を開けた。
蓮「待てよ、悠貴」
蓮が追いかけてきた。
蓮を待っていると1人の少女が話しかけてきた。
綾「あの…」
悠『何?』
綾「先生が呼んでいました」
悠『ありがとう』
綾「ぃ…いえっ」
少女は顔を真っ赤にして走って去っていた。
蓮「橘、何だって」
悠『先生が呼んでるって』
蓮「まさか、お前何かした?」
悠『お前じゃあるまいし』
蓮「俺は優等生だ。そんな事は絶対にない」
悠『よく言うな。じゃあ、行ってくる』
蓮「あぁ」
俺は職員室に向かった。
廊下で女子が色々と言っていたけどどうでもいい。
悠『失礼します』
先生「来たな。お前に来客が来ている」
悠『警察ですか?』
先生「あぁ、お前に頼みたい事があるらしい」
悠『分かりました』
俺は応接室に向かった。
また、廊下で女子が色々と言っていたけど気にせず来客のもとへ向かった。
最初のコメントを投稿しよう!