-二つの電話-

2/8
前へ
/140ページ
次へ
ピピピピ、ピピピピ 「…うーん」 朝、眠たい目をこすりながらベッドを這いずり出て目覚ましを止める。 「ふあぁぁぁ~」 大きくノビをしながら、「…もう朝か」と意識を起こす。 ん?違うわ、12時に設定してあるからもう昼だわ。 …ま、朝でも昼でもどっちでもいっかー。 頭を掻きながら、とりあえず目覚めのインスタントコーヒーを作って一気に飲み干す。 おおぅ、苦い。 少し目ー覚めたわー。 そして完璧に目覚めるべく、部屋のカーテンを全開に開く。
/140ページ

最初のコメントを投稿しよう!

457人が本棚に入れています
本棚に追加