天使からメール
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『一緒に死にませんか?』 その不幸なメールが僕の携帯に送られてきたのは忘れもしない。 三ヶ月も前の粉雪が降るクリスマス・イブだった。 この頃、高校三年生だった僕は既に学校推薦で大学の進学が決まり、受験を控える同級生には悪いが勉学に縛られることなく気軽な冬休みを過ごし、それが返って退屈だったのだろう。 興味本位で僕は『なんで、死ぬの?』と、メールを送信していた。
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