天使からメール

5/11
前へ
/11ページ
次へ
時刻は二十一時。 僕は時間通りに学校の屋上に無事辿り付く。 実際、学校に入る時は『立入禁止』と門に貼り出されていたが、特にバリケードもなく屋上と同様、学校出入り口の鍵もかかっていなかった。 ミミは全ての鍵が開いているのを頭に入れたうえで、この場所を選んだのだろうか? いろんな疑問が脳裏を過ぎる中、後ろからの気配に察し振り返る。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加