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ニア『なにとぼとぼ歩いてんのー!置いてくよぉー!!』
だってよぉ…。
所持金ゼロだよ?今日の宿代どうすんの??
ニア『モンスター倒して稼ぐに決まってるでしょ!!昨日倒したモンスターはこの辺で一番弱いの。
あいつからは5ウェン獲得出来るから最低十匹だね。
とりあえず今あたしが5ウェン持ってるから後九匹か。』
一部屋にするとゆう選択肢はないらしい…
まぁしょうがない。
ニアが倒してくれるだろう。
ニア『言っておくけど基本マッチャンが戦うんだよ。あたしは援護。』
ぅげっ!マジで!?
俺昨日死にそうだったんだよ?
ニア『それはマッチャンが闇雲につっこんで行くからでしょ!ちゃんと間合いをとればダイジョブだよ!!』
そんな上手くいくかねぇ?
おっ?昨日と同じアホ顔モンスターがいるぞ??
では早速剣を構えて…
気付かれないよう…
抜き足差し脚…
………死ねぇ!!
……死なねぇ!!!
ニア『ボヤ!』
アホ顔モンスターは炎に包まれ消えた…
そして5ウェンを獲得した。
つかなんでこいつら金持ってんだ?まぁ聞いた所でまたルールだのなんだの訳の分からん説明されるだけだからいいか…
ニア『マッチャンやるじゃん!卑怯だけどね。』
卑怯な上に仕留められなかったけどね。
ニア『最初はそれで良いんだよ。卑怯でもね(笑)』
勇者が卑怯で良いのか?
まぁ俺だから良いか。
でも実際には段持ってるんだよね…
書道の。
ニア『んじゃどんどん行きますかぁー!』
へーい。
んじゃ次の獲物を探すか…ってメチャメチャこっち見てるやついるよ??
あっ。アホ顔だ。
メチャメチャ目があってるし、さっきみたいな不意打ちは無理だなぁ…
うーん…ニアおねが
ニア『行け。』
はい…。
…ふぃー。嫌な汗が出るよね。
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