499人が本棚に入れています
本棚に追加
/131ページ
第4章東部戦線再び
・・・【カリウスは自分が居た、第21戦車連隊に戻る事が出来た】
カリウス「皆! 元気だったですか?でも」
ギュンター「あ! カリウス 戻ったのか?」
カルル「あれ? まだ少尉じゃないのか?」
カリウス「あぁ~ まだだよ ベルリンで赤点だったからな~」
カルル「お前が? 嘘だろ?」
カリウス「此所で学んだ事とベルリンで学んだ事が違うんだ! ベルリンは上官受けする士官を作る所だったんだ! あれじゃ直ぐ全滅さ! 真面目にやれるかよ!」
カルル「へぇーそうなんだ!ベルリンじゃあ 腰抜ばかりなんだ!」
カリウス「いいや!一人居た! 教官のフィリップ少佐だ! 彼は他と違うんだ! 何か凄みを感じるんだ!彼は今 俺達が話をして 何が前線に必要か知ってるいる様だ、昔 相当修羅場をくぐったに違い無い!」
ギュンター カルル「へぇー なるほどね!」
ギュンター「フィリップ少佐~ 酒と女が欲しい~」
カルル「俺も 休暇が欲しい~」
カリウス「…駄目だ!こりゃ」
アウグスト「カリウス じゃないか!」
カリウス「デーラー曹長! お元気そうで何よりです!」
・・・【ちなみに 当時のクルー達は皆曹長になりカリウス寄り先に戦車長に成って いた】
アウグスト「ヴェンスドルフはどうだった?」
カリウス「フィリップ少佐以外は…」
アウグスト「フィリップ少佐がいたのか?」
カリウス「仲なか 鋭い人です!」
アウグスト「当たり前だ! フィリップ少佐はフランス戦メルドープで!2号戦車でフランス戦車を7輌撃破 対戦車砲11門撃破した、英雄だ! ポーランドもホチキスをかなり撃破した、柏葉十字章受章者だからな!」
カリウス「なるほど 前線経験者かしかも柏葉十字章か…」
「カリウスは戦後 フィリップ少佐が西ドイツアンダーナッハで司令官を為ていた事を知り陰ながら祝福したそうだ。」
アウグスト「カリウス話は後だ!先ずはこれだ! ハハハハ~」
・・・【デーラー曹長が渡したのはエンピ(スコップ)で戦車の雪かきをやらした!皆も雪かきをやった】
カリウス「デーラー曹長 戦車は6輌ですか?」
アウグスト「ああ そうなんだ! お前が居無い間に殺られた!」
カリウス「………仇は取ってやる!」
カリウスは心に誓った。
【写真はカリウス達に撃破されたT‐34
ソ連戦車兵は脱出しも抜けのから】
最初のコメントを投稿しよう!