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・・・【1942年3~6月迄はグシャツク冬季陣地~ウャージマの防衛戦 チェフカへ移動しビエーロイ東方の攻撃に参戦した、そして小隊長になった。カリウスの小隊は街道に沿って布陣為ていた】
カリウス「防御には最適だな!」
ワーグナー操縦手「此所は 防衛には最高ですよ! 見通しが良く 他は見通しがきかない、」
カリウス「そうだな! どこも樹木や草むらばかりだな!」
ワーグナー「カリウス曹長 隣には対戦車砲が居ますね! あとは歩兵が少し…」
カリウス「役に たつのか? まあいい、ワーグナー飯だ! 頼む!」
ワーグナー「はい では貰って来ます! シメル行くぞ!」
二人が飯を取りに行っている時に…
ヒュルヒュル~ ド~ガ~ン
ヒュルヒュル~ド~ガ~ン
カリウス「ロシアの攻撃だ!」
カリウス「…!」
カリウス「ヤバイ! 誰も居ない! 俺一人じゃ何も出来ない!」
・・・【カリウスは操縦席に飛び込み戦車をバックで後退為せた、周りの4輌も暗黙の了解で皆もバックし後退した、しかし、対戦車砲とわずかな歩兵達は其処に止まった カリウスは森を抜け 敵の砲撃をかわした時 あの対戦車砲と歩兵達は殺られたたと!思い 迂回し戻ると、奴らは勇敢にも闘っているでわないか! カリウスは気まずい状態になった…】
対戦車砲指揮官「おい! お前ら!そんな英雄は此処には要らない!失せな!」
歩兵「戦車兵何ていい気なもんだ! やばけりゃ逃げちまう!」
対戦車砲兵「英雄さんよ! お前らが援護為なきゃ~だれがここを 守るんだ?」
カリウス「…すまん! もう逃げ無い! すまん!」
対戦車砲指揮官「信じられんね!」
カリウス「お願いだ! 信じてくれ!」
・・・【カリウスは拝み倒して彼等に何とか納得をしてもらった。カリウスはこの件で相当心にダメージを負った】
・・・【カリウス…こんな思いを為るのは もうこりごりだ! 安易に即断し例え結果が悪い結果に成っても 友軍を置き去りにしたのは事実 もう逃げ無い! 本当にすまない事をした】
・・・【この件で更に少尉への任官が延びてしまった。 そして更に 短期間だが連隊HQ HS-co(本部中隊)の 工兵隊 少隊長を命令為れた】
・・・【此所で(工兵隊)で少しは汚名を晴らす事が出来た、其は次のページで…】
【カリウスが置き去りにした対戦車砲 左端が砲班長 彼はこの件で心にダメージを負った。】
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