第4章東部戦線再び

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工兵中隊長「カリウス 見てみろ、まるで映画の様だ! こんな事が可能なのか?!」 カリウス「パン用雑庫から75mm対戦車砲 その他全て新品ですね~」 工兵中隊長「おとぎ話だ! はぁ~ 奴らは良いな~ 」 カリウス「あ!あれは、新型のMG42 対戦車砲は43口径じゃなく新型の48口径だった!すげぇ~!」 ・・・【ルフトバッフェ野戦師団がカリウスの戦区を通過した、この先にある前線に布陣した】 工兵中隊長「カリウス 奴らの偵察だ! 行くぞ!」 カリウス「待ってください、直ぐ車を用意為せます」 【ブロ~ォン ブォォォォォン・・キッキッ!】 カリウス「着きました、中隊長」 工兵中隊長「…! 新品新型は良いな~! 制服迄新品新型だ! 目の毒だ!」 カリウス「君達! 此所へは何で来たんだ?」 空軍兵「さ~ぁ?」 カリウス「…さぁ~って 此所は前線だぞ」 ・・・【空軍兵達は戦況や前線には無知で野営は更に無知だった! また 戦況が平和だったので奴らは機関銃MG42を梱包為たまま 置き去りに為ていった】 ・・・【カリウスは機関銃を持ち帰り 汚名を受けた歩兵達、対戦車砲兵達に譲った、当然弾薬も一緒に】 カリウス「これは、俺達工兵が持っててもしょうがない! 受け取ってくれないか?」 歩兵 砲兵「す 凄い!MG42だ! どうしたんだ? カリウス少尉候補生?」 カリウス「前線のルフトバッフェに貰った!」 歩兵 砲兵「嘘だろ? 盗んだんじゃないのか?」 カリウス「奴ら これを置き去りに……」 砲兵指揮官「お前と 一緒だな! カリウス」 カリウス「…貴方達に役に立てばと思い…」 砲兵指揮官「…そうか 役にか… ありがとう」 歩兵「此が有れば百人力だ! イワン(ロシアの事)何か屁でも無い!」 歩兵 砲兵達「あ ありがとな!貰っとくよ!」 ・・・【彼等はこの後 イワンとの戦闘で物凄い威力を発揮しカリウスへの不心感を少し無くしたのであった、 しかし カリウスの汚名返上は更に続いた、其はこの後で解説しよう】 ・・・【ある日 早朝、鈍い車輌音で カリウス達は目が覚めた!】 工兵「敵襲だ!」 カリウス「奴らに 連絡為ないと…」 ・・・【カリウスは無線を使い連絡しようと為たが…真空官が暖まらない!警報を鳴らした!】 カリウス「届いてくれ~!」 ・・・【防空壕の外は吹雪だった…】
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