第2章戦車隊への道

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アウグスト「ファイヤー!」 【ド~ン】 アウグスト「敵 榴弾砲!撃破! 命中だ!」 カリウス「ふぅ~~~!」 【オリータでの、初陣は友軍の支援もあり、直ぐ敵は区逐された。翌日はニーメン河の強行渡河支援し進撃は続いた、ピルスドスキイからヴィルナへ向かい死んだ様に眠った】 アウグスト「カリウス!解るか?今 俺達はナポレオンとおなじ、足跡を追っているんだ。」 カリウス「へぇー そうなんだ! 何か自分も偉大に成った様な気がします。」 アウグスト「おおげさな奴だな~ ははははは!」 カリウス「デーラー伍長 笑わないで下さい!恥」 【彼等は 進撃先では手厚い歓迎を受け良い気分だったが 先に進撃為ていたユダヤ人対策部隊が卑劣な行為を為たのを知り、ショックを受けた…又怒りを感じた! だがそんな事を感じる暇も無かった】 【1941年7月3日頃】 ミンスクを目指し進撃を開始した、ロシアの道は埃が凄く皆灰を被った様になったが、物資があり気にならなかった、しかし 水だけが無く乾きには敏感だった カリウス「あ! 井戸だ! 水が飲めるぞ!」 アウグスト「カリウス死にたいのか?」 カリウス「………え?」 アウグスト「此所は廃墟だ!井戸に毒が入ってる可能性が有る!」 カリウスは思い出した、先方隊が井戸水を飲んで死んだ事を… ロシアは恐ろしい国だ!同じ国の人が飲む事を考え無いのか? 後で知った事だが、この地域はパルチザンが潜伏為ていたらしい、今考えると…… そして食糧が段々不足しがちになってきた、進撃の勝利で何とか飢えをしのいだ。 【1941年7月8日】 ・・【カリウスは忘れられない日に成った。カリウス達は先鋒隊に居て デューナ河を渡河為る時に】 カリウス「橋迄まだ有りますか!デーラー伍長」 アウグスト「もうすぐだ! 工兵隊が舟艇橋を架けている 其が終れば渡るぞ!」 カリウス「対岸は?」 アウグスト「かなり有る1000mは有るな!」 【パ―ァ―ン!】 バウアー「ぎゃ―っ! カリウス「うぎゃっ!」 アウグスト「!」 「だ 脱出!急げ!」 【アウグスト車輌は対岸から対戦車砲の一撃を受けたのだ!砲弾はバウアー上等兵の通信手横の前部装甲を貫通しバウアー上等兵の左手を奪い、カリウスも顔面に破片を食い歯を数本無くした】 アウグスト「カリウス大丈夫か?」 カリウス「はい、 大丈夫です! 明日復帰為ます。」
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