第2章戦車隊への道

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アウグスト「頼むぞ!」 カリウス「バウアー上等兵は?」 アウグスト「野戦病院だ! 多分本国送還だな!」 カリウス「……………はい 助かったのですね。」 アウグスト「ああそうだ!なぁ カリウス!彼は片手を犠牲にして命を拾ったんだ! そう思ったほうが前向きだぞいいな!」 カリウス「………其れもそうですね!」 ・・・【カリウスは翌日一人歩いて前線に戻った、炎上中の町村がヴィーテブスクに有る自分の中隊迄続いた、真っ赤な炎は空を紅く染めた、カリウスが中隊に着くとヴィーテブスク占領の知らせが入り カリウスは戦争と言う実感をし、独ソ戦が始まったと感じた!】 ・・・【カリウスは其れから3週間はロシアとの激しい戦闘、防御、進行、抵抗、追撃、の連続だった。】 ・・・【7月11~16日はスモレンスクの包囲戦~ラチノでドニエプル河渡河の戦闘。】 ・・・【7月17~24日はヤリツェーヴォプ河の防御戦。スモレンスク包囲網内のロシアの殲滅戦。7月25、26日はドューナ河上流に沿っての追撃戦】 ・・・【7月27~8月4日エリニアとスモレンスクの防御戦。ビエーロイ防御戦。】 ・・・【カリウス達は間違い無く人殺しの仲間入りと成って行った、だが、彼等はその行為を自ら望んでいない!また、そうしないと彼等は皆、この世に居無い事に成るからであった。】 ・・・【カリウス達はその功績で、カリウスは上等兵に、デーラーは軍曹に昇進した。】 【写真はアウグスト車輌の前部装甲】 【機関銃根元に貫通痕が有ります、機関銃は使用不能になり バウアー上等兵は左手を無くした。】image=49401765.jpg
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