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『ねー…僕をルーイの所に返してよ…』
『…悪いけど…今は無理だ。
覚醒を始めた少年には、暫く外にすら出てもらっては困る…』
『…覚…醒…?
何の事…?』
『おいおい…
無自覚かよ…』
『意味分かんない事言わないでよ…
早く!早く僕をルーイの所に帰してよ!!』
叫ぶと同時に、ブワッと冷気の渦がミスティア目掛けて飛び、辺り一面凍り付けとなったが、ミスティアはなんとか風の防壁で防いだ様だ。
『っぶねーな…
こんなの食らったらただじゃスマンぞ…』
額に汗を浮かべながら、レクサスを見据えて居た。
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