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門の傍らには門番らしき人がいる
セキュリティーガードマンだ
一般科学と魔法を融合させ作った擬似人格だ
門番らしき人に近づき用件を告げる
「転入して来ました。ライト・アーガイルです」
「はい。わかりました。ライト・アーガイル君ですね?承りました」
するとセキュリティーガードマンは扉を叩く
「生徒番号574番ライト・アーガイル君が来ました」
すると扉が轟音をたて僅かに開いた
中から老人が布を纏い出てきた
老人は目の前に立ち口を開いた
「君がライト・アーガイル君かね?」
「はい」
老人は目を覗き込む
「うむ…良い目をしている。頑張るのじゃぞ」
「はい!」
「儂は待っているから親御さんに挨拶をしなさい」
すると老人は身を翻し歩いて行った
「それじゃあ母さん…行ってくるね。」
「ライト…頑張るのよ」
それだけ聞くと俺は身を翻し老人の待っている場所まで走った
(あなた…私合ってますよね)
母親は空を見上げ涙を一粒の涙を流した
(行ってらっしゃい…ライト)
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